ホロスコープには、目に見えない星のエネルギーが明確に描かれています。
自分のホロスコープを知るメリットはふたつあると考えています。
ひとつは、自分自身の生まれ持った性質を知ることができること。もうひとつは、自分の星のエネルギーを生活に役立てることができることです。
役立てることができるホロスコープの中に、相性図があります。占星術ではシナストリーといいます。
出生ホロスコープを重ねて、星同士のエネルギーの流れで相性がわかります。
相性を知っておくと人間関係の構築に役立ちます。
なぜなら、悪いことは回避して、良いことは伸ばしていくことができるからです。
シナストリーでも、星を使うことができるのです。
Embed from Getty Imagesオードリー・ヘップバーンとファッションデザイナーのユベール・ド・ジバンシィの相性の良さは、シナストリーに表れています。
オードリーとジバンシィは、生涯友情関係だったそうです。
ビジネスパートナーでもありました。オードリーはジバンシィのお洋服のアイコンでした。ふたりは、当時の世界のファッションに影響を与えていました。
Embed from Getty Imagesわたしはアメリカの女性が精神分析医を頼りにするようにジヴァンシーを頼りにしています。彼がデザインした服を着ると、わたしは自分自身になれるのです。
引用元:それでもあなたは美しい オードリーヘップバーンという生き方
オードリーの出生図では1ハウスにある魚座の月が、愛に溢れたオードリーの人気を表します。
太陽は牡牛座でおっとりしてマイペース。幸運の星である木星と重なります。恵の多い人生です。
月とも調和して、表現力が豊かで素直な人であると読むことができます。
ジヴァンシーの天体がエネルギーを注いでいます。
オードリーの魚座月にジバンシィの魚座太陽と木星が重なります。ジバンシィの太陽によって、オードリーの心が明るく照らされます。
実際にオードリーは、ジバンシィの服を着ることで護られている気がすると言っていました。
オードリーにとって、ジバンシィは安らぎと恩恵を与えてくれる相手です。
ジバンシィは映画『麗しのサブリナ』で初めてオードリーの衣装を担当しました。プライベートでもジバンシィのお洋服を着るようになったそうです。
ふたりの関係やポジションを安定させるために必要な厳しい配置もあります。ジバンシィの制限の星である射手座土星とは葛藤の関係です。
意見や干渉されることもあったかもしれません。
女優やファッションデザイナーにとって金星は、重要な天体です。
金星は愛と美、お金の象徴です。
オードリーの牡羊座金星は、ジバンシィのビジョンの星である獅子座海王星とも調和しています。
オードリーの美しさは、ジバンシィの芸術品のようなお洋服やジバンシィの夢によって引き出されます。映画『ティファニーで朝食を』のブラックドレスを身に纏ったオードリーは、時代を超えて女性の憧れとなりました。
ジバンシィにとっても、オードリーとの相性は最強です。
ジバンシィの魚座金星はオードリーの小惑星パラスに重なります。パラスは純愛を象徴する小天体です。
ジバンシィは出生図でも自身のパラスと蠍座金星が調和しています。多くの人に愛されるエネルギーをもともと持っています。
そこへオードリーのパラスのエネルギーが重なり強く影響されます。
デザイナーとして、色彩感覚など芸術才能がさらに優れていきます。
オードリーの牡牛座木星のサポートもあります。ジバンシィのお洋服はオードリーの人気によって、さらに価値をもたらして世界に広まっていきました。
ふたりはwin-winの関係です。シナストリーの星のエネルギーを使ったと言えるでしょう。
Embed from Getty Imagesシナストリーの星は、どのように付き合ったら良いかを教えてくれます。
あなたも大切な人との関係をホロスコープから見てみませんか?
Lots of Love,
Lily